借金ある人がお金を工面する方法

消費者金融からの借金のある人がお金を工面する方法として、過払い請求もあり、債務整理もあります。審査の甘い消費者金融もあります。

借金有るけれどどうしても10万円借りたい

2017年07月08日 14時41分

10万円と一口にいっても、その使途によって内容はいろいろです。
 

 

借金の返済

これは多重債務者です。では、どこかで借りたら?と言いたいところですが、もう既に自転車操業的なキャッシングで、審査落ちブラックになっている場合は、アウトです。大手消費者金融だけではなく、中小消費者金融も行ったというのなら、こうしたブラックの最終ゴールは債務整理です。

この時に注意したいこととして、債務整理中の中小消費者金融に関しては、債務整理そのものが難しいです。要するに、債務整理をするときに借金はしないと約束をした場合、約束を破ると債務整理ができないこともあります。直接債権者と話す事になりますが、債務整理で借金が減らすことができないのです。

そんな10万でしたら、いよいよ弁護士に相談です。自分だけではどうにもならないのですが、この時に弁護士と5年間キャッシングはしないなどという約束は絶対に守らなくてはならないのです。
 

生活費の10万円

これは困りましたね。社会福祉協議会などの自治体に相談になります。
生活の状況を見て、貸付もありますが、現時点で借金がある場合は、問題は別です。
自治体の貸付も返済が必要ですし、生活保護での借金返済は禁止事項です。
ですから、この場合も弁護士が入って相談になります。

いちいち生活も監視されることになりますが、生活費の10万円はどうして作ろう?でしょう。
働けませんか?必ず言われる言葉です。
 

 

無職の10万円

これは話になりません。自己破産などの債務整理で生活が大変、給料がやすいからと言うのはわかりますが、何もしていないのに10万円が必要なら、なんとかして下さいと言うしかありません。消費者金融も銀行カードローン審査も無職は審査落ちです。しかも、滞納者情報あり、多重債務者であるブラックリストの場合、債務整理しかないですし、10万円は作れないことでしょう。詐欺罪などの犯罪をしなければ良いのですが。

とりあえず、ネットオークションに出せるものを探すか、買取でもしてもらう事。
そして、インターネットでもバイトでも探してみて下さい。

医療費の10万円

これは深刻です。
事情を話して、返済は猶予してくれることが多いです。
10万円ないから治療はしないということはないですが、できれば消費者金融などからのキャッシングはしないでください。ソーシャルワーカーなどと相談をして、支払いを遅らせるなどの対応と自体にも相談して下さい。
無職と医療費の10万円の価値は全く違います。

医療費の10万円のキャッシングをして多重債務になり、債務整理に陥るケースも少なくありません。
しかし、10年間程度の返済でようやく完済している方もいます。
支払う段階で病院で必ず相談して、キャッシングなどであるふりはしないことです。