2018年09月18日 17時04分

任意整理は、債務整理の一つで借りたお金に対して、元金の支払いはしますが利息分カットしてくださいという内容です。10万円借りて、利息が2万円だとすると、10万円だけ返済する内容です。消費者金融などの金融業者としては、損をすることになりますが、書類上これしか返済ができないとなると納得するしかないです。

約束どおり元金だけを返済をすると、晴れて完済になります。
では、次のカードローンやキャッシングとなると、大手消費者金融や銀行カードローンなどでは、5年くらいはペナルティとしてブラックリスト扱いで審査落ちです。
 

A消費者金融で任意整理をした

元金だけで利息カットの返済をしている間に、どうしてもお金が必要になった。
その時に、B中小消費者金融の申込をしてみたら、なんと審査に通った。
このような話はないことはないです。

中小消費者金融では、債務整理中でも借り入れができる甘い審査があります。
B中小消費者金融では、融資審査の時に申込者が任意整理中であることは承知で審査通過にします。
そして、審査基準どおりに普通に利息を付けたキャッシングができます。
申込者としては良いことですが、A消費者金融がこの事実を知ったとしたら？
 

審査の違いはあるけれど

A消費者金融では利息の支払いができないと任意整理をした。
B中小消費者金融では、普通の契約ということになると、A消費者金融ではこの事実を知ると、任意整理は解消することになります。というのも、他に借りれることがあるのなら、長期間の返済担っても返せるではないか？ということです。

信用情報の確認をしなくてはばれないことです。
しかし、もし任意整理中の借り入れがバレたとしたら、任意整理解消になることがあります。
 

任意整理解消では

契約も違反しての任意整理。
その任意整理解消となると、いきなり一括返済などの手段に出ることがあります。
B中小消費者金融としては、配慮は特別しないので、ハイリスクのキャッシングになることでしょう。

ですから、任意整理中のキャッシングに関しては、慎重にしなければならないです。
これが任意整理完済後であれば、このようなことはないです。
 

任意整理中のキャッシング

原則禁止です。
借りれないための債務整理のはずが、返済中にもかかわらずまた借りる。
それも正規の契約でキャッシングというのは、A消費者金融の立場としては、面白くないのは確かです。

信用情報での記録が付く正規の貸金業者では、借りた返したという記録はすべて残ってしまうので、債務整理中はおとなしくしているのが良いのではないでしょうか？借りるのではなく、別の方法を考えてみましょう。